「【知識編】FIREでゴルフ三昧には資産⚪︎⚪︎万円必要」でFIERするための資産がどれだけ必要かを計算いただけたと思いますが、いますぐFIREできる方は少数だと思います。
もし今回初めて計算して、俺FIRE出るやん!と気づいた方がいたら、すでに今回解説する資産運用についての知識もあり、すでに実践しているのではないでしょうか。
資産運用は、する人は計画立てて本格的にしている一方、しない人は全くしない傾向があるように思っています。つまり格差があるなと思っています。
知識編でもお伝えしましたが、いきなり多額の資金をとか、貯金全額をとかいうのではなく、月々のゴルフ代をまず運用利益で産み出そうというスモールスケールからすることをお勧めします。
勉強もする必要もあります。勉強したくないって人は、FIREだけでなく現状維持でずっと過ごしていくことになると思いますので、高い確率でFIREは成功しないと思います。
別に煽っているわけではなく、何かで成功するのであれば(今回だとFIREするのであれば)知識と経験、学びにレバレッジをかけて回していく以外の手段がないと思っています。
私もまだ道半ばではありますが、私の得た学びが皆さんのお役に立てば嬉しいです。
目次
今からでもFIREしてゴルフ三昧は可能か!?
投資の成功する一番の武器は”時間”と言われています。よく例えられるのが、ウォーレンバフェットの80%以上の資産は60歳以降に築いたとも言われています。
始めは少ない資産であまり成果が出ないかもしれませんが、少しづつ増えていくことで、最終的には爆発的に増えていきます。この考えを複利運用と言います。
時間をもうまく活用することで、少額からでも大きな資産を形成することは可能です。
ですので、もし60歳がゴールとするならば、無条件で若ければ若いほど有利という図式になります。
どこをゴールにするかで資産形成も変わってはきますが、いずれにせよ達成は早い方がいいと思います。達成が早ければ早いほど時間を別のものに使えます。
いずれにしても、”あなたが投資に最も適した日は昨日で、次が今日”という名言があるように早ければそれだけゴールへの到達も早くなります。
資産運用するお金がない人はどうすれば良いのでしょう。
答えは、まず「貯金」です。
貯金
では、いくら貯金すれば投資ができるのか?という疑問にお答えしましょう。
生活防衛資金として生活費の3ヶ月〜半年が現金であれば良いという基準があるようです。私もこれぐらいで十分だろうと思っていますし、前もってわかっている買い物以外で、生活費の3ヶ月分以上の金額払ったことが過去にないので、困ることもそうそうないかなと思っています。
【知識編】で1ヶ月の生活費の平均を解説しましたが、概ね30万円前後でしたので、3ヶ月なら約100万円です。
おすすめ書籍の「Just Keep Buying」では人は貯金をし過ぎている可能性もあると言っています。日本は世界でも有数の貯金大好き国なので、もし生活に困らない余剰金が銀行にあるなら投資に回すのも良い手だといえます。
0円の人もまずは3ヶ月の生活費から貯金して、そこから余剰金を投資に回すようにしてはいかがでしょう。
投資
ここで投資方法を一から説明すると無限の情報提供になりますので、主な金融商品を紹介します。金融商品には強み弱みがあり、パーフェクトなものはありません。
自分の目標や、興味や性格など加味した結果何に投資するかは、最終的には自己判断になりますから、金融商品の基本的な部分はジャンル毎に勉強は必須となります。
私の場合、今は高配当株で長期・超長期の運用をしています。短期売買やETF、投資信託、債券などやってみましたが、最終的にここにとどまりました(別におすすめはしないです)。
短期売買が好きな人もいれば、何かの手法をもとに中期的に売買する人もいます。生活スタイルによって手法は無限ですから、工夫して失敗しながら(損して欲しいとは思っていませんよ!)学んでいってもらえればと思います。
私が初めてで今の知識あれば、今の資産で年間ゴルフ代が配当で行けるかどうか、一度ポートフォリオを組んでみるかな。
では簡単に投資商品の解説をします。あくまで投資は自己責任でお願いします。
株式投資
まずは、株式投資ですが株式投資を知っている人でも、株式会社の仕組みまでは知らない人は多いのではないでしょうか。本筋としてはそう言ったことも学んでいきたいです。
イメージとしては株式相場で上がった、下がったと一喜一憂し、リーマンショックの時は連日、東京証券場のボードの前で見ている人が放映されていました。それほど相場の上がり下がりは気になるものです。
株式投資とは、株価が上がった、下がったの理解で間違ってはいないのですが、例えば短期間で売り買いするデイトレーダーから、私のように売買を一切しない長期保有型などやり方がたくさんありますので、勉強のしがいもある金融商品です。
長所
日本の株の場合長期での上下の動きが大きいですが、米国株の場合歴史的に見て高リターンが期待できます。しかもネットでの売買が容易になったといえます。SBI証券のように1株からの保有も可能になっており、所有しやすい金融商品。
短所
日本株の場合特に変動性(ボラリティー)が高い。何か不祥事などが起きた場合急激に変化する場合がある。
債券
債券にもいくつか種類があります。国が出している国債、会社が出している社債など。目的は国や会社が債権を出すことで、お金を集めます。その集めたお金で事業の拡大などをします。
債権の条件も色々ありますので、それは商品毎によく見ておいた方がいいです。
私の場合は、高配当株と社債でポートフォリオを組んでいます。
長所
元本割れしにくく、ボラリティーも低い。また、不景気で株価が下がる下落相場で安定感を見せると言われています。
短所
リターンが低いので、収益が少ない。
不動産
家とかマンションとかの家賃収入でえる不労所得です。現時点で私は不動産投資に積極的ではありません。しかし、私の知り合いでも不動産投資好きな人もいて、いい物件探したりするもの楽しいし、何より家賃収入が入ってくる日の通帳を見るのが楽しみとおっしゃってました。
長所
下記におすすめ著書を読んでいただければ、明確にわかると思います。レバレッジを効かせてどんどん収益化させることが可能です。短期間でFIREできる可能性もあります。
短所
物件やテナント管理が面倒とされています。そこは管理会社に委託するなどの手法があるようですが、私の考える短所は、登記の件や税金の件、不動産屋とのやりとりなど登場人物が多いのが、詐欺やトラブルの元にならないかと思っています。
REIT
不動産の短所である管理の部分をせずに不動産が持てるという金融商品です。星野リゾートRIETなどがありますね。また、それにまつわる商品が多数あります。直接家賃収入を得るわけではない。
長所
不動産の管理はめんどくさいが、不動産投資に関する金融商品を持てる。
短所
株同様のボラリティーが高いと言われています。リーマンショックの時は全ての金融商品が下落しましたが、不動産関係の商品の下落が一番大きかった。
ということで、何がいいかは私にもわかりませんので、よくよく勉強してからではなく、勉強しながら投資を始めてみましょう。水泳の本をいくら読んでも泳げないのと一緒と誰かが言っていました。
では金融商品はどのようにして購入するのでしょうか。
不動産に関しては、不動産仲介業をしている会社から買いますが、株などは証券会社で口座を作ってそこでのやり取りとなります。
まだ、投資をしたことがないという人であれば、まずは口座開設から始めてはいかがでしょう。幾つかご紹介しておきます。
証券会社紹介
楽天証券
私自身楽天証券を開設しているかということもありますが、使い勝手はよろしいかと思います。取引手数料も安いですし、外国株の手数料も比較的抑えることができます。
また、米国株をNISAの枠で購入できるのも魅力的だと思っています。
SBI
少額から始めるなら、ここがおすすめです。1株から購入できますので、株式投資の勉強をしながら経験を積むという意味では最適な環境ではないかと思います。
GMO
FIREを学べる書籍
昔ながらの「金持ち父さん貧乏父さん」など王道は学びたいところではありますが、情報は新鮮さも大切ということで、あえて最近読んだ本のご紹介しておきます。
JUST KEEP BUYING:ニック・マジュリー
「JUST KEEP BUYING」”貯金の仕方”と”投資の仕方”の二本立てで書かれています。本書の優れているのは、データに基づいた根拠があり述べているということ。例えば「全知全能の神がいて底値で株を購入できたとしても、ドルコスト平均法には敵わない」など理路整然と述べられています。
また、FIREの25倍ルールや、4%ルールについても触れています。もしかすると日本ではこのルールが当てはまらないかもと思わせてくれました。
貯金0からの人でも読んで間違いなしの投資本です。
1年で億り人になる:戸塚真由子
銀行から借金→不動産→家賃収入→借金を返し銀行に信用をうる→さらに借金・・・・。手法としては私の見た中では最強だと思うし、実践しうまくいけば最速でFIREできると思わせた本。
現時点で私自身不動産投資に積極的ではないため、その良さを体現できていないのでなんともいえませんが、爆速のモチベーションMAXの状態を維持できればやりたい。
世界の富裕層がお金を増やしている方法
結論を言うと、グローバル投資を勧めている本になります。私は、資産運用を考えたときに日本の金融商品だけ持っているのは、リスクでしかないと思っています。
競争力もないし、給料も上がらないし、物価が少し上がっただけで大騒ぎするし、金融リテラシーの低い国に正直あまり期待はしていません。
ただ、企業は頑張っていると思いますので、頑張っている企業の応援をする意味でも日本株も所有しています。
リスク分散という意味でも海外の金融商品だけでなく、グローバルのニュースに目を向けた方がいいなと思わせてくれた本です。
朝から芸能人の結婚ネタ報道しているのって日本だけなのでは?といつも思う。
記事が長くなるので、【知識編】【実践編】と分けてみましたが、皆さんの知識と行動に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
【知識編】はこちらからご覧ください。
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