6番アイアンまでは打てるのになぜ、5番アイアンになるとうまく打てないのですかね?実際、5番アイアンは不要?5番アイアンに代わるクラブは?
5番アイアンを打ちたい葛藤の中でもがき苦しみ、あなたが辿り着く答えは2択です。1つは練習してうまく打てるようになろう。もう1つは他の相棒を探そう。
今回は後者である他の相棒を探す上でお役立ていただける無料ツールを準備いたしましたので、一度ダウンロードするかコピーしていただき利用してみてください。
さて、新しい相棒を探すことにおいて単純に5番アイアンの代わりに5番ユーティリティーを買えば解決するのでしょうか。残念ながらそうではありません。そもそもあなたにとって5番アイアンは果たすべき役割があってそれを代用するクラブを探さなくてはなりません。
今回は具体的にどのクラブが良いというご提案ではなくて、そこに行き着くまでのクラブをどのように探せば良いのかをお手伝いしたいと考えています。
先ほども申し上げましたが、無料ツールも3つ用意しておりますので、必要に応じダウンロードしたり、印刷して手書きで使用したり使っていただければ嬉しいです。 修正点やご希望などご指摘いただけるとさらに嬉しいです。コメント欄やTwitter、Instagramにてコメントください。
無料でご利用いただける「周辺のお仲間データ」「相棒の条件データ」と「最初で最後の試打データ」の3ステップでジャストフィットの新しいクラブを手に入れることができるはずです。その結果、本来5番アイアン、6番アイアンに求めていた距離が打てるようになり、その課題であった距離の克服とスコアUPが見込めることになります。
試打に関してもどのポイントを抑えるかをシートに組み込むことによって、データ計測ができない打ちっ放し場でも活用することができます。
イケてる社員を選ぶかの如く、使える相棒を是非手に入れましょう。
あなたは会社の社長かどうかは置いておいて、今持っているゴルフクラブの持ち主でありオーナーなののは間違いありません。そして、その14本の相棒たちとラウンドせねばなりません。はっきり言って無能なクラブは「You’re Fired!」です。
ちゃっちゃと新しい相棒を見つける旅に出かけましょう!
⬇︎早速無料ツールのダウンロードしてみてください
目次
①仲間がどんな役割をしているかを知る
あなたが求めている相棒を見つけるにはまず、他のクラブがどのような役割を果たしているかを知ることが重要です。
今回は5番アイアンの代わりになるクラブを探すと言うことに主眼を置いていますが、このツールを使えば他のクラブの新相棒発見にも役立ちます。
この記録をつけてみると、例えば3番ユーティリティーと5番ウッドが同じ役割であることに気づいたりするかもしれません。その時は別の相棒を探すときのツールとして利用してください。
無料ツール①「周辺のお仲間データ」
では実際にデータを収集していきましょう。
用意するクラブは7番アイアン、6番アイアンと5番アイアンの次の距離を打つクラブ、4番ユーティリティー、9ウッド、7番ウッドなど人によって違うと思いますが、5番アイアンの次に飛距離が出るクラブの2本を準備してください。
計測する項目は5つ「キャリー」「TOTAL距離」「ヘッドスピード」「バックスピン量」「最高到達点」
ユピテルの測定器でも「飛距離」「ヘッドスピード」は測ることができます。「球の高さ」は目視で行けますので、打ちっ放し練習場で測定器がない場合はこういったツールを活用するのもありです。
他にも測定器は沢山あるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
下記に一覧でご紹介しますのでご参考ください。
「周辺のお仲間データ」の使い方
使用するデータが細かいほどよりあなたにマッチする相棒が見つかる可能性が高いです。社員の募集要項でも、より具体的な内容が書かれていれば要望に沿った人材が来るのと一緒です。
測定できる環境にあれば良いですが、皆さんがそうではないのでデータが取れる環境の方がいらっしゃればむしろ全部控えて欲しいぐらいです。しかし、時間と労力をかけたくない方は最低この5項目を測定いただければと思います。
先ほど紹介したユピテルの測定器なども使用しながら取れるデータは取ってみてください。
何にもツールねぇよって方は打ちっ放し練習場で「キャリー距離」と「最高到達点(球の高さ)」は目視でも確認できるかと思います。これだけでも闇雲に探すよりはるかに効果的です。
測定したデータをエクセルに入力もしくは手書きで書き込んでみてください。
今回私が測定したのは、7番・6番アイアン、4番ユーティリティー、5番ウッドで、入力例として提示します。
これだけでもたくさんの気づきがあるかもしれませんね。球の高さバラバラやんとか、7番アイアンの方が6番アイアンより飛んでそうやなとか(悲惨)。
普段使っているゴルフクラブがどんな仕事をするのかを棚卸する良いきっかけになったのではないでしょうか。
②何が欠けているのかを知る
重要なポイントは数値化するということです。ビジネス的用語では定量的要素ってやつですね。一方定性的な要因も考えなければなりません。数値化できない要素でも大切なポイントが人それぞれあるものです。例えば、打感がいいとか、構えやすいとかそういう感覚的なポイントも条件としては必要ですが、まずは数値化してみましょう。
無料ツール②「相棒の条件データ」
使い方というよりかは見方になるでしょうか。①で入力したデータからクラブ毎にどのような差があるかがわかるので、その間を埋めていけば良いだけです。
このデータから7番アイアンと6番アイアンの飛距離(キャリー)の差は16.5ヤードであることがわかります。そして6番アイアンに16.5を足すと188.8ヤードになります。つまり、5番アイアンの役割を果たすクラブの1つ目の条件は188ヤードが打てるクラブとなります。
一方、5番ウッドと4番ユーティリティーも同様に考えると182.8ヤード打てるクラブであるということで、これが条件の2番目になります。
⬇︎まとめ
条件①キャリーで188.8ヤードでトータル204ヤード打てるクラブ
条件②キャリーで182.8ヤードでトータル202ヤード打てるクラブ
条件③ロフト28度前後だと条件を満たす可能性が高い。シャフトの長さなどにもよりますが。
自分で言うのもなんですが、我ながらいいセッティングしてるなと。今回は上からの計算と下からの計算が比較的近い条件になったので、およその条件はおわかりいただけたのではないでしょうか。
つまり新相棒の条件は
キャリー185ヤード前後でトータル203ヤード前後打てるクラブとなります。今回は、高さもほぼ統一されてましたね。
注意点としては、下のクラブの差と上のクラブの差がかけ離れている場合です。
例えば、7番6番アイアンから導き出した条件が180ヤード、4番ユーティリティーと5番ウッドから導き出した答えが、200ヤードだとしたら、もう1つ間に違うクラブを入れてみてもいいかもしれません。
逆に4番ユーティリティーの飛距離自体が180ヤードだったら、すでに間が埋まっていることにもなります。
上からと下から両サイドから検証することに意義があるので、ぜひ活用してみてください。
定性的要素の検討
数値化できればあとはお好みの条件を考えるだけです。今回無料ツールの中にもいくつかポイントを絞っていますので、追加があればしていてみてください。
陥りがちなのですが、優先すべきはこの数値が打てるクラブです。おかしな事に同じロフトでも飛ぶクラブとそうでないクラブがあります。人間心理として飛ぶクラブを選択しそうになりますが、あくまでどの距離を打つかという条件に照らし合わせてください。
- ドローボールが打てる
- 構えやすい
- 打感が良い
- 見た目
- メーカー
- 値段 などなど
せっかくなので、気に入ったメーカーやこだわりのメーカーでいいものがあるといいですね。
③提示した条件以外は無視
さぁ中途採用者の募集条件が決まりましたね。実際ゴルフクラブの方から応募してくれるわけではないので、それを持ってゴルフショップに行きましょう。
あなたの条件に合ったクラブを試打してもらうだけです。
できることなら必ず試打していただくのが良いです。それは、打たないとわからない要素があまりにも多いからです。
条件としてロフトが28度であれば良いかと言われると、条件の20%も満たしていないと思います。
打ってみないとわからない条件もあるので、是非試打をお勧めします。
無料ツール③「最初で最後の試打データ」
では採用面接(試打)を行うことにしましょう。
当初に測った機械で同じようにデータが照ることができればベストですが、必ずしもそうではないと思います。実際機械によって多少ばらつきがあると言われています。
ゴルフパートナーだと購入したその日に返品すると95%返金されたりするサービスもあるので、試打室がない場合でも何本か選抜して練習場に持っていくのもいいかと思います。(ゴルフパートナーってゼビオグループだったのか⬇︎)
ここまでで、数値的な条件(飛距離)、定性的な条件(好み)を書き出しているのでその条件にいかに合っているかを選ぶだけです。
数値的なデータを入力・書き込んで、好みなどの条件を評価して最終的に決定するのが良いでしょう
計測ができない場合もキャリー距離と高さは目視できるので、最低限の判断は可能といえます。
お示ししているレーダーチャートは適当に数字を入れているだけですが、何を重視するかによって選択するクラブも変わってきます。この条件は変更できるので自分に合ったクラブ選択の条件を入れてください。
インドアゴルフ練習場で色々とデータが取れることもあります。レッスン以外でもインドアゴルフ練習場を活用するのも手段の1つと言えます。
データを取るための工夫、ツール紹介
計測ツールはいくつかありますので、ご参考いただければと思います。ピンからキリまでありますので、色々とみてみてはいかがでしょうか。
メーカー・機種 | 価格 | 計測可能データ |
---|---|---|
GARMIN(ガーミン) | 88,800円 | 推定飛距離(トータル/キャリー)、ヘッド・ボールスピード、スピン量(バック/サイド) |
スカイトラック(Skytrak) | 291,500円 | トータル、キャリー、ボールスピード、ヘッドスピード、打ち出し角、打ち出し方向、バックスピン、サイドスピン、スピン軸、最高到達点、中心ブレ |
フライトスコープ(FlightScope) | 70,900円 | キャリー、スピン量、クラブスピード、ボールスピード、垂直方向への打ち出し、スマッシュファクター、頂点の高さ、飛行時間 |
Voice Caddie | 88,280円 | キャリー、トータル距離、ヘッドスピード、ボール初速、打ち出し角、最高到達点、ミート率、スピン量 |
ユピテル(YUPITERU) スイング練習機 | 15,477円 | ヘッドスピード、ボールスピード、飛距離、ミート率 |
④試用期間でラウンドせよ
意外と言いますが、やっぱりということなのですが、練習でうまく打ててもラウンドでうまく打てるかわからないということです。
ラウンドの条件は練習の条件とは全く違います。なのでラウンドで試してみることはとても大切なことです。
何に注目すべき
私の場合主にこの3つに注意しています。
- ボールの高さ
- 縦距離の幅
- ミスの許容性
ボールの高さ
練習場のボールとラウンドで打つボールが違っていたりします。またそれによって打感も変わってきますが、ボールの高さが他のクラブと比較して違和感がないかを確認しましょう。
縦距離の幅
ボールの高さと同様、ボールの違いやコースでの条件によって思い描いている縦距離が合うかどうかは確認したほうがいいです。そもそも、5番アイアンの代わりに入れたクラブなので、その代わりとなる役割が得られたかは確認しましょう。
ミスの許容性
5番アイアンの代わりを見つけるのは何故かと経ち戻った時に、うまく打てないからということもあるかと思います。であるならば、同じような確率でミスが出るようならば必要ないですよね。また、ミスショットが出た時の許容範囲が5番アイアンよりも少ないのであれば条件はクリアしていると言えます。
今回データをまとめる無料ツールをご提案させていただきましたが、5番アイアン前後のロングアイアンに悩んでいる人は多いと思います。私の以前の記事でも検索キーワードでこの記事が引っかかりますので、ロングアイアンでお悩みの方はぜひご活用いただければと思います。
オンラインで中古クラブの購入と宅配の買取もできるみたいなので、利用価値ありそうです。
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