みなさん自分好みのヘッドカバーはお使いでしょうか。ウッドやウーティリティーを購入した際には付属品としてヘッドカバーはついてきますが、オリジナルのヘッドカバーがあればよりカッコ良くもできますし、おりおしゃれに、より可愛く演出できませんか。
オリジナルヘッドカバーはいくつか売ってはいますが、なかなか欲しいものが売っていないパターンもあります。
であれば、作ってしまえということで、素人でもオリジナルヘッドカバーが作ることが可能な手順をご紹介します。
ただ、途中で挫折するのではないか、作ったはいいがダサいのではないかとか色々と考えることもあろうかと思います。
最後まで挫折することなくオリジナルヘッドカバーが作れる準備(型紙などのご紹介)と手順をご紹介していきますので諦めずまず一個作ってみましょう。
完成したものは世界に一つだけのオリジナルヘッドカバーですから、思う存分自慢しちゃってください。
目次
オリジナルヘッドカバー作成に向けて
今回私が挑戦したのが、革のヘッドカバーです。正直革製品など作ったこともないので、不安でしかなかったですが、結論から言うとまぁまぁうまくできました!
シンプルであまり飾りのない使用にしたかったので、あまりオプション的な要素は少ないですが、作業工程としてはお役に立つと思います。
今回家にあったヘッドカバーを分解して型を取りました。もし同じように分解できるのであればその構造を見ながら作れるので、いらないヘッドカバーがあれば分解してみてください。
それでは完成まで順を追ってご説明していきたいと思いますので、最後まで読んでいただければ嬉しいです。
どんな感じのヘッドカバーを作りたいかイメージ
ヘッドカバー自体複雑な構造ではないのと、初めてと言うこともあり私は今手元にあるヘッドカバーをバラしてそれを型にして作成することにしました。
せっかくオリジナルヘッドカバーなので、形もそうですが、材質や色に関しても自由に表現できますのでオリジナル感の出る一品をお作りいただければと思います。
その型をベースにして少し小さくするとか大きくするなどの工夫もできます。
残念ですが、タイガーウッズのように虎の頭を作りたいと思われた方はもう、既製品を買っていただいた方が早いかもしれません。
今回は、完成まで諦めることなく完成させることが一つのテーマなので、シンプル目なデザインなどを想像していただけるといいと思います。
👆これは今のところ作れません(いつかチャレンジします・・・)
必要な材料を揃える
購入はハンズに行って物色しました。オリジナル革製品を作れるコーナーみたいなものがありまさにうってつけです。革の種類によって金額も違っていたので、色とか手触りとかで一番良さそうなものを選んでもらえたらと思います。
めっちゃ革あります、おそらく用途によって革を選択するのでしょうが、全くわからないので、穴を開けたり、縫う作業が発生するので、硬すぎない革を選択しました。
amazonでも革と工具が売っているので、定期的に作ったりする人がいればこだわりの工具を手にするのもいいかなと思いました。
👆より良いオリジナルヘッドカバー作成に向けていかがでしょうか。
実際準備したものの一覧がこちらになります。
準備物 | 価格 | 画像 |
---|---|---|
参考にするためのヘッドカバー | 0円 | |
A4の大きさの革 | 900円 | |
ヘッドカバーから採りだしたクッション | 0円 | |
革製のヒモ | 500円 | |
接着剤 | 100円 | |
裁縫セット | 100円 | |
ゴム | 100円 | |
木でできた3 | 100円 |
革の糸はヘッドカバーの周りを縫ってく予定のもので長さ2メートルで十分足りました。
購入費は全部で1800円ぐらいでした。しかもこれでいくつか作れるので、単価を考えると1,000円以下で作成できる計算になります。オリジナルヘッドカバーは安く作れると言うことです。
余った材料でユーティリティなど面積は少ないものを作成するのも良いかもしれませんね。
作る事自体が嫌いでなければオススメです。
オプション的につけたいものなどを用意
今回スプーンのヘッドカバーだったので3をつけたかったので用意しました。ここでもオリジナル感が出るといいですね。
刺繍とかになると大袈裟ではありますが、ワッペンとか簡単に縫い付けれるものがあればオリジナル感が強まりますよね。
私が実践した1からの手順作業工程
バラす
一番下のクッションは再利用します。
先ほどもお伝えしましたが、自分が持っている既製品のヘッドカバーをバラしてみて構造を確認しました。単純な構造ではありますが、バラして良かったと言うのが正直な感想です。
今回は魚の三枚おろしのように3つに分解されました。その中のスポンジ状のクッション材は再利用させていただくことにしました。
これをオリジナルにされたいと言うことであれば作れないことはないかと思いますが、目に見えない部分であるので私自身はそこまで拘りませんでした。
なくてもいいのかと言うことになりますが、あればベリーベストですが、なくても外側からの衝撃からクラブを守るという役割は果たせると思います。
型を取る
クッションを除いた外側の部分の型を取ります。これさえあれば量産も夢ではない!そんな精密でなくとも大丈夫だと思いますが革を切り取る時に必要になります。
ウッドのヘッドの大きさはクラブによっても違うので、この型を基準にして少し小さく革を切ったり、大きく切ったりして微調整すれば良いかなと思います。
欲しいかたいらっしゃったらインスタかTwitterのDMよりお問い合わせください。
大きさとかわかるように編集しています。
該当する大きさに切る
型をとったらその大きさに切ってみましょう。今回私は柔らかい革を選んだので、普通のハサミで切れました。こだわりが出てくれば色々な用具が必要になるかもしれませんね。
革の有効活用を考えると端から順に利用するといいと思います。
A4サイズからは少なくとも1.5個ぶんほど取れますので、余った革で小さめのものなどを作成することもできます。
今回周りを革の糸で縫っていく予定でしたのでもう一回り大きめに切っていきました。
組み立てる
組み立てる工程を説明していきます。
ヘッドカバーの調整として下になる方のパーツの裏側にゴムを縫い付けます。ギュッと首を作るように寄せ付けながら縫い付けます。 | |
中のクッションを再利用してどちらかの革に縫い付けます。ポイントとしては全体を縫い付けるのではなく、先の丸くなったところの一部で構いません。縫い付ける理由としてはヘッドカバーをクラブから取った時に中のクッションが出てこない様にするためです。 | |
クッションを包み込むようにして全体を革の紐で縫い合わせていきます。 | |
ミシンがあればまず縫い合わせた上で革の紐はデザインぐらいでしたかったのですが、ミシンもないので革の紐だけでも十分強度が担保出来るかと思い革の紐だけで作業を進めました。 結果的に強度も問題ありませんでした |
【要注意ポイント】
右が市販品、左が手作り。右の方がギュッとゴムの部分が縮んでいるのがお分かりいただけるかと思います。
ここが緩くなるとヘッドカバがすぐ取れてしまうので、きつめに絞った状態でゴムを縫い合わせると良いです。
ゴムを2本縫い合わせるのもいいかもしれません。
オプションで飾りつける
今回は至ってシンプルな構造のものを作りましたが、自分オリジナルのヘッドカバーなので、刺繍とかになると大袈裟ではありますが、ワッペンとか簡単に縫い付けれるものがあればオリジナル感が強まりますよね。
今回はスプーンなので「3」を装着しました。
100円ショップで色々なものが揃うのでかなり便利です。
オリジナルキャラクターやロゴとかも考えると楽しいですね。
さらにこだわってみよう
手芸的な技術を身につけて、さらなる高みを目指すのもいいと思います。ヘッドカバーって定期的にダメになりますし、統一感があった方がいいと思っている人も少なくありません。
よりオリジナルの精度を上げるためのスキルを身につけるか、さらに一部を外注するのもいいかもしれませんね。
私は作ってみて、革製品作るの面白いなって思ってヘッドカバーの他にもゴルフの小道具も作れるのではないかと思っています。
オンラインでも手芸教室ってあるようなので、ヘッドカバーは作るかは分かりませんが、オリジナルにインパクトを加えることは教わりそうですよね。→【定額でオンラインレッスンが見放題】CLASS101+
また、一部を専門家に依頼する方法もあるので、よりオリジナリティーのあるかっこいいヘッドカバーが作成できると思います。→ココナラのクリエイターに依頼する
作ったものは使うだけではない
作ったオリジナルヘッドカバーは自分で使用するのはもちろん、人にプレゼントしたり、売ることだって可能になります。
また、オリジナルブランド化して、ボールもデザインすることもできますから、さらなるこだわりでゴルフが楽しむことができるかと思います。スマホで簡単デザイン!世界にひとつの【ゴルフボール】
メルカリでも売ることだってできるので、ぜひクオリティーの高いオリジナルヘッドカバーを目指ましょう。メルカリで売りますか?(もっぴーだとさらにお得)
完成したのがこちらのオリジナルヘッドカバーです。
皆さんは途中で諦めることなく完成しましたでしょうか??
道具を揃えるところからスタートすると大変ですので、まずは布製のもので作ってみるなど簡単な材料からやってみるのもいいかもしれませんね。
私の場合1時間ほどで完成しました。型があればだいぶ楽にできると思います。先ほどもお伝えしましたら、インスタかTwitterでDMいただければ無料で型のコピー差し上げます。
【一人反省会】
やはり縫い付け方は商品の方が圧倒的に綺麗です。そこでミシンを導入すればもっと強度と見た目の精度も高まると感じました。
次回ミシン購入時改めて作成してみます。ミシン販売専門店
まとめ
- オリジナルヘッドカバーは簡単に作れる
- 一度取った型はいくらでも使い回せるし応用できる
- ミシンがあった方が作業も早く済むし仕上がりが綺麗そして丈夫
- 精度が上がればプレゼントしたり、売ることも可能
オリジナルヘッドカバーをつけてどんどん上達しよう。
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