ルーティンって大切っていうけど、取り入れることによってどう変わるの?
専門分野を勉強していないけど効果はあるの?
youTubeなどでみるモーニングルーティンも字の如くルーティンです。
そんなルーティンをゴルフにおいて取り入れた方がいいのでしょうか、それとも必要ないのでしょうか。
今回は、ルーティンを取り入れてみて実際の結果と分析、感じたことを解説していきます。
✔️ルーティン取り得れたことによる変化を知りたい
✔️簡単にできる方法を知りたい
✔️ルーティンの決め方を知りたい
✔️ルーティンを取り入れたナマの意見が知りたい
そんな人のために参考になれば嬉しいです。
では、なぜルーティンを今回テーマにしたのかと言うところから解説していきましょう。
目次
ルーティンのメリット
ルーティンはその動作をすることで、心の安定につながると言います。
決まったことをする安心感をもたらすことや、効率的な時間管理や習慣の定着などが期待できるといいます。
ゴルフにおけるルーティンももちろん存在し、度々注目されます。
松山英樹選手も打つ前の動作が統一されています。構えてからクラブを上下に動かしそれがだんだんと小さくなり、テイクバックに入ります。
そして、一流の選手はルーティンが必ずあるといっても過言ではありません。
なぜか?
良い結果に繋がるから。
やらない訳にはいかないでしょう。
だれでも取り入れることができるのか
とはいえ、アマチュアゴルファーが簡単に取り入れることができるのでしょうか。
実際にルーティンを取り入れて、さらにそれを行って、評価をしてみました。
評価とは、実際にルーティンが行えて、どのようなショットが出たかの評価とルーティンを実行してみてどう変化したかの評価です。
ルーティンを決める3つのポイント
まず、ルーティンは何をルーティンとして行うのかを決めなければなりません。
その動作はどのようにして決まるのでしょうか。
大切な要素としては、その動作には目的を持たせること。
つまり、なぜその動作をするのか。
こういう点から考えて、どんな動作にするかを考えるよりも、先に目的を考えてそれに基づいた動作が何なのかを考えてみることにしました。
では、その目的とは一体なんでしょうか、今回私は3つの視点で考えました。
目的1、やりたい動きを事前に行う
目的2、出てほしくない動きを消す動きを行う
目的3、落ち着く動きを行う
もう少し掘り下げてみましょう。
目的1、やりたい動きを事前に行う
例えば飛距離を出す動きと、方向性を出す動き、低い球を打つ動き、など打ちたい球によって動かす部分やタイミングが変わってきます。
いろんな球筋なんて打てるレベルではない。全部一緒!っていう人もいるかと思います。
でも、ドライバーとアプローチは違う動きですよね。
厳密にゴルフは1打ごとに自然と打ちたい球が変わっているはずなのです。同然クラブが違えば、シャフの長さも違うし、ロフトも違うしクラブの形状も違うので変わって当たり前です。
ですのでまずは、何がしたいかにフォーカスしましょう。
そして、その動きはどんな動きでしょうか。それを再現することをルーティンとして取り入れましょう。
目的2、出てほしくない動きを消す動きを行う
くれぐれもご注意いただきたいのは、出てほしくないいわゆる「悪癖の動き」ではなく、「悪癖を消す動き」をします。
私の場合悪い動きとして、右手が下になり右に出過ぎる球が出ます。原因は左腰が切り返しから浮いてくるからです。
つまり、左腰を押さえた動きをルーティンに取り入れることによって悪癖を出すことを防ぎます。
ポイントは極端に誇張して、その動きをすること。
例えばヘッドアップが悪癖とするならば、フォローまで地面を見続ける動きを入れる、といったレベルです。
目的3、落ち着く動きを行う
これは人によって全く違うと思いますので、何が良いかはみなさん自身で考えると良いです。
例えば、
息を吐き続けてルーティンを行う。
アドレス前に最後の動きとして空を見上げる。
お気に入りの曲の1フレーズを頭で流す
最後に大きく深呼吸する
など、何か落ち着く動作を一つ加えることで、完成!というつもりで考えてみてはいかがでしょうか。
そして、実際ルーティンを決めてラウンドしてきましたので、そのご報告と分析をします。
ルーティン実行してみた
実行するにあたり、ルーティンを取り入れることによってどう変化したか、効果があるのかという目線で見える化するために評価表をラウンド中つけました。
評価表の作成
実際の評価表がこちらです。まだ改良は必要だと思っていて、とりあえずプロトタイプとしてご理解ください。
ラウンド中に書かなければならないので、「⚪︎」「✖︎」という簡易的な表現にしました。
5段階評価という手も考えましたが、評価が曖昧になりそうだったので、とりあえず二択にしたという次第です。
評価方法
ルーティンが行えたかどうか
実際のショットの結果がどうだったか
の2点
結果は4パターンに分類されます。
- ルーティンも結果も両方良い
- ルーティンは悪かったが、結果は良かった
- ルーティンは良かったが、結果は悪かった
- 両方とも良くなかった
慌てて、チェックできていない部分もあったような気もしますが、概ね記録できました。
分析もしましたので早速みていきましょう。
分析結果
まず、集計にタップインのパターは除くことにしました。
理由は、実際にルーティンと結果が紐付くものを集計したかったからです。
また、今回は全体(ショット+パット)とショット、パットをそれぞれ集計しました。
今後もう少し細かくできるなら、ティーショット、セカンド以降、パーオン外しのアプローチ、パターと分析したいですね。
ショットの評価 | |
ルーティンも結果も良かった | 14回 |
ルーティンは悪かったが、結果は良かった | 1回 |
ルーティンは良かったが、結果は悪かった | 10回 |
両方悪かった | 10回 |
パットの評価 | |
ルーティンも結果も良かった | 9回 |
ルーティンは悪かったが、結果は良かった | 0回 |
ルーティンは良かった、結果は悪かった | 5回 |
両方悪かった | 3回 |
考察
「ルーティンはできていたが、結果はと良くなかった」は多く発生したが、「ルーティンができていないにもかかわらず、結果が良かった」は2%。
つまり、ルーティンが守れなかった時点で良い結果は求めることはできない。
少なくともルーティンは死守ということになります。
であれば、ルーティンなど取り入れなければ、良くないという結果も減るのではないかという意見もあると思います。
ここでは「ルーティンありVSルーティンなし」ではないので、その評価はここではいたしませんが、主観で言うとルーティンがあったほうがショット精度は上がりました。
今回のデータでも「結果が良かった」だけをフォーカスすると46%になるので、ルーティンを取り入れるメリットは感じることはできました。
ルーティンを取り入れることで、良い結果を得られる確率が50%弱であれば上々ではないでしょうか。
パッティングの方がショットに比べ良い結果の割合が高かったのは、カップという小さい目標物があるからではないかと考えています。
ショットはどうしても多少曲がってもOKな部分がありますので、パッティングの方がより目標物としてフォーカスしやすい可能性が高いと考えています。
そういう意味で、パッティングのルーティンを考えていけば、結果に期待が持てそうです。
結論
ルーティンは改良しながら継続する。
定期的に評価をして、数字的・客観的評価をする。
ルーティン評価表も改良を重ねて使いやすいツールにする
なかなか奥が深いテーマなので、今後もさらに掘り下げていきたいです。
ちょっとした気づき
ルーティンは決められた動きをするだけの割に、他の動きを入れてしまったり、省いてしまったりと守れないことがある。
人間心が弱い・・・・。
技も同時に磨いていきましょう。
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