本書にはその具体的方法が示されています。
アスリートは特別な訓練やトレーニングをすることで高い集中力を維持し、結果として高いパフォーマンスを出していると思っていませんか?確かに世界で活躍するスポーツ選手や将棋の棋士などプロの世界にはそう言った人が多いのは間違いありません。
実際、雑誌GQ(March 2023 NO.24)ではサッカー日本代表、堂安律選手が”メンタルとは脳の強化”と表現していました。また別の本でもメンタル=集中力と表現しているアスリートもいます。
では、みなさんは集中力を高めるためにどのようなトレーニングをしていますか?瞑想や呼吸法を試されている人もいるのではないでしょうか。
しかし、具体的な正しい方法が何かを調べたり、それを身につくまで継続したりするとなると、かなりの労力がかかってしまいます。(そもそも間違った方法を続けていても、身につくことはないのですが。)
とはいうものの集中力が高状態をキープして、それがパフォーマンスに反映できればなんとなく良い結果が出るという気もしますよね。
つまり多くの人が、「集中力って大事だよね」と理解はしているものの、身につける方法がわからないという状態なのではないでしょうか。
今回はメンタリストDaigoさんの「自分で操る集中力」をご紹介します。
集中力が大事と感じている方は読んでみて、試してみる価値はあります。
目次
今回ご紹介する内容
今回ご紹介する本書の内容
✔︎集中力を活かす方法の紹介
✔︎その方法を身につけるやり方
になります。
今回ご紹介した内容以外にもたくさんの身になる情報が詰まっています。調べてみると漫画版もあるようなので、活字が苦手な人であれば漫画版を手に取ってみてはいかがでしょうか。
ピックアップした項目は4つ
今回ご紹介するポイントは4点になります。いずれも特別なトレーニングをしなくても、集中力できる方法になっています。
それでいて、実践的なので今日からできる内容になっています。なぜ人は集中力がなくなるのか?維持するための方法は?明日から実践できることは?が明らかになります。
- 疲れていても集中できる仕組みづくり
- 人は行動ではなく、「意思決定」に疲れる
- 低GI食品の間食が集中力を持続させる
- 目を休めると集中力が回復!そのやり方とは
疲れていても集中できる仕組みづくりをしよう
同じスポーツをするにも、理想の選手と残念な選手の違いの一つに、集中力というリソースを何に割いているかという比較があります。
何を考えながらそれに臨んでいるかということです。
◆理想の状態は、一つのことに集中している、できている状態
◆残念な状態は、色々なことが頭をよぎっている状態
また、疲れてくるとその考え方が顕著に現れてくるそうです。
理想の状態になると、その技術を身につけることもでき、それが自動化しそれができれば、新しい技術を身につけるという好循環が生まれると言います。
つまり、色々なことを考えて全てを身につけようとするよりも、選択と集中をして優先順位に応じて必要なスキルを身につけることが良いとされています。
1ヶ月かけて1つのことが身につくとして、1年間で12種類のスキルが身につきます。12種類のスキルをまとめて12ヶ月かけて身に付けるのではいけません。
では、集中力を使わず自動化できる状態とはどのような状態でしょうか。
例えば、みなさん英語で「How are you?」と尋ねられたらどのように答えますか?
「I’m OK」とか「I’m fine」など英語が苦手な人でも、特に考えずに答えることができませんか。母国言語はまさに自動化されている状態で、日本人であれば日常会話を自動的に行えますよね。
もし、あれもしたい、これもしたいという状態であるならば、一つのことに集中してみましょう。
人は行動ではなく、「意思決定」に疲れる
意思決定というと大袈裟なのかもしれませんが、物事の決断は日々些細なことから大きなことまであります。
目の前の信号が点滅して、「走ろうか」「止まろうか」を判断することもあるかもしれません。
では、どうすべきなのでしょうか。
「決断はすぐ下す」ことを意識しましょう。
実は、長考してしていい結果がもたらされた事って意外になかったりします。考えれば考え得るほど考えた時間がプレッシャになって動きが悪くなる事もあります。
適当に判断せよというわけではなくて、決断を早くするという事。決めるというのは大切な集中力維持の一つなんですね。
ビジネスメールにおいてもきたメールはすぐ返信したほうが効率がいいという話があります。
□来たメール→即返信
□来たメール→一回考える→あとで返信
みなさんはどちらですか?
「大切なメールだから後で送ろう」「お断りのメールだから内容を考えたいから後で送ろう」と判断したことはありませんか。
その時に返信しても、後で返信しても答えは一緒にも関わらず後で送ろうと判断することで、集中力が削られます。
それならば、その時に返してしまったほうが気になる心配もないですし、送り忘れるリスクも減りませんか。
LINEでも既読になればなったで相手にわかるので、読むことすらスルーする状態になっていませんか。
集中力を保つなら即レスです!
低GI食品の間食が集中力を持続させる
これは何食べたらいいの?ってことで、本に紹介していたものを紹介します。
低GI食品として、本書では、ピーナッツ、ヘイゼルナッツ、カシューナッツ、胡桃、アーモンド、ペカンナッツ、カボチャの種、ひまわりの種などが挙げられています。
メジャーリーガー御用達のひまわりの種ですね。どこで売ってるんですかねと思い、調べてみましたら、売ってないものはないのがECサイトと再確認しました。
ピーナッツぐらいだと軽いしカバンに入れとくといいかもしれませんね。太らなさそうだし。
参考書籍として、ご興味があれば下記参考ください。
誰でもできる「パーミング」で目を休める
最後に誰でも簡単にできる集中力回復方法をご紹介します。
「目を温める」「目のストレッチをする」「目を休ませる(パーミング)」です。
本文引用しますと
パーミングは両手を擦り合わせて、手のひらを温かくし、まぶたに手があたらないように窪みをつくって、両目を覆います。光が入らないように指の間をしっかり閉じたら、まぶたを開け、手のひらの中の暗闇を一分間見つめるという方法です。
「目のストレッチ」には、いくつかの方法があります。まずはウォーミングアップ代わりに、まぶたをギュッと固く閉じ、その後パッと大きく開きます。これを数回繰り返した後、次に眼球をゆっくりと上下左右に動かしましょう。これを3セットほど行ったら、仕上げに眼球を右回りに1回転、左回りに1回転、ゆっくりと縁を描くように回します。
本書「自分で操る集中力」より
参考になりましたか?やってみると難しくもなさそうなので、電車の中とか仕事中とか、ゴルフであればホールの移動のカートの中でもできそうです。
ちょっとしたことで集中力が回復して、パフォーマンスが良くなり良い結果が出せるならやらない手はありません。
別の記事で脳疲労の回復にもこのパーミングが役立つという記事を書いています。
本日ご紹介した本
まとめ
今回はDaigoさんの「自分で操る集中力」をご紹介しました。ポイントは4つ
疲れていても集中できる仕組みづくり
人は行動ではなく、「意思決定」に疲れる
低GI食品の間食が集中力を持続させる目を休める
早速明日から試してみてはいかがでしょうか。
最後に宣伝させてください
今回ご紹介したDaigoさんの「自分で操る集中力」も読める!
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