ゴルフコンペの幹事を任された時に読むべき記事

【書籍紹介】複利で伸びる1つの習慣

以前複利をテーマとした書籍「Mind Set」をご紹介しましたが、今回も複利というキーワードという意味では割と近いテーマの書籍をご紹介させていただきます。

これがこちら、『複利で伸びる1つの習慣』ジェイムズ・クリアー著です。2019年発行なので最新というわけではないのですが、地味に売れているみたいですし、漫画版も発行されているみたいなので、長きにわたり注目されている本なのかもしれません。

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「複利」というキーワードはどちらかというと、金融の分野で使われている言葉です。

なので、この本も金融の本のコーナーに置いてありました。

しかし、本書の趣旨は何を複利運用すればパフォーマンスが上がるのか、ということになりますので、金融商品とはあまり関係がありません。

ナヴァル・ラヴィカントの効果をあげるには、そのものにレバレッジをかけるという解説も以前しましたが、そちらに近いかと思います。

NAVAL RAVIKANT(ナヴァル・ラヴィカント)
ナヴァル・ラヴィカントの思想をゴルフ上達に応用する

今回3つのテーマに絞って本書の解説をしていきます。

ゴルフにも、ビジネスにも多いに役立つ内容になっているので、気になる方はリンクより本書の購入をおすすめします。

こんな人(ゴルファー・ビジネスマン)に本書をおすすめします。

✔️効率よくスキルアップしたい

✔️今あるスキルを活かしたい

✔️モチベーション維持の方法が知りたい

✔️どうすれば習慣がつくかが知りたい

⒈得意×得意=最強

得意なスキルと得意なスキルを組み合わせることで、最強になれるという数式になります。

ここでいう最強とは、自分のルールが出来上がり、同じ競技でも有象無象のフィールドではなく自分のフィールドで戦うことができ、それはあなたの能力を存分に活かすことのできる競技になるということです。

良い選手と偉大な選手の差についてこのように述べられています。

⚫︎良い選手=試合に勝つために、他のみんなと競い勝つために努力する

◉偉大な選手=自分の長所を活かし、短所を避けられるように新しいゲームを作り出す

とあります。さらに偉大な選手になるためのポイントを3つにまとめました。

 

*うまくなることで勝てないときでも、人と違うことで勝つことができる。

*スキルを組み合わせることで競争のレベルを下げれば目立ちやすくなる。

*ルールを書きかえることで、最伝子的な強みが必要なところをとばして近道できる。

 

の3つです。1つづつ解説していきましょう。

Ⅰうまくなることで勝てないときでも、人と違うことで勝つことができる

ゴルフは総合的なスポーツなので、顕著にこのことが現れます。飛距離自慢の選手と回って同じように距離で競ってもなんの意味もありません。

飛距離自慢と同じ競技になってはなりません。自分は飛ばないがフェアウェイキープを徹底してパーオン率を上げるとするならば、そうなる技術を徹底的に鍛えて、それを自分の競技と位置付けるのです。

すでにあるスキルを組み合わせて、どういうスタイルが自分にとってのベストなのかをキャラクター設定してみましょう。

Ⅱスキルを組み合わせることで競争のレベルを下げれば目立ちやすくなる

1つのスキルだけだと競技のレベルが下がらなくても、2つ以上のスキルが組み合わさることで格段に下がります。

アプローチが得意な人でも、パターがイマイチならグリーンを外した時のパーセーブが厳しくなります。

一方アプローチとパターの2つが得意な人はどうでしょうか。

あなたの得意なスキルを2つ挙げてみてゴルフという競技を組み立ててみましょう

 

Ⅲルールを書きかえることで、最伝子的な強みが必要なところをとばして近道できる

上記が達成すれば、遺伝子レベルの強みを持っている人にも勝てる可能性があるということになります。

別にとてつもない飛距離がでなくとも、天才的なパッティング技術がなくても、2つの得意なスキルを組み合わせることで、その能力を上回ることができるということになります。

⒉習慣+計画的な練習=熟練

スケジュールを立てることと、それを実行すること。当たり前ですが、何か言い訳をしてなかなかできないことも多いですよね。

そうならないためにも、習慣化することが大切であると述べられています。

ここでもアマチュアとプロの差を見てみましょう

⚫︎アマチュア=生活に邪魔される

◉プロ=スケジュールを守る・何が大切かを知り目的意識を持つ

ポイントとしては、ある程度習慣化できた時、自己満足の罠に陥らない為には「見直し」と考察」の仕組みを作るととあります。

本当に意味のある内容を継続的にしていればいいのですが、マンネリ化や惰性で行なっている習慣はありませんか。

今あなたにとって必要な能力を身につけたり、スキルアップをするための計画になっていますか。

私は一応1ヶ月ごとに見直すようにしています。

⒊トップアスリートは退屈に勝つ

ある時点までくると毎日のトレーニングの退届さに耐えられるかどうかにかかると言います。

成功する人でもモチベーション不足を感じることがあります。

違いは退屈していても取り組める方法を知っているかどうかです。毎日同じ競技をして、トレーニングをしていて、モチベーションをずっと維持している人って、プロスポーツ選手でも一握りでしょう。

アマチュアなら雑念が多い中、ゴルフが上手くなりたいと思う一念だけで継続するのは至難の技と言えます。

筋トレでも、同じスクワットでもさまざまな種類のトレーニングをして、いろいろな筋肉に刺激を与えます。同じトレーニングで同じ動きばかりであれば、バランスが悪くなってしまいます。

モチベーションの維持も同じように、いろいろなことをして刺激を変化させるのが大切です。

そのためには、

「トレーニング環境を変える」

「メニューの変化をつける」

などの対策を取ることが、モチベーションの継続に繋がるといえます。

2020年3月1日放送「独占!渋野日向子勝負の1年・賞金女王鈴木&黄金世代畑岡の挑戦」という番組の1部ソフトボール上野由岐子の話の中で、

「モチベーションが下がる一番の理由は心が渇く時」

「自分で自分をどう操るかがすごく大事」

と言っていました。

上野由岐子のようなトップアスリートでも心が乾けばモチベーションが下がるのです。

アマチュアゴルファーのモチベーションが下がるのは当然です。

さまざまな変化をつけて、スキルアップを目指しましょう。

本書に興味があればぜひ手に取ってお読みいただければと思います。

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