ゴルフコンペの幹事を任された時に読むべき記事

【書籍紹介】「敗者のゲーム」をゴルフで応用するとスコアアップのヒントが!

今回ご紹介するのは、投資の本になりますが「敗者のゲーム」です。

敗者のゲームがあれば、勝者のゲームもあるわけで、その違いとはなんなのか。

また、敗者のゲームにならないための対策とは何なのかを解説していきます。

投資の本ではありますが、ゴルフにも十分役に立つこと間違いなしです。実際本文にも例えとしてゴルフを引用している箇所もありますので、気になった方は手に取ってみてください。

結論『アマチュアゴルファーミスを減らすという戦略を取るべし』

ちょっと待て!

プロはあんなにも美しい弾道でピンに向かって打っているではないか。

そもそもナイスショットで、バーディーをガンガン取ってスコアアップしたいから、練習しているのにそんな消極的な方法は嫌だ。

という声が聞こえてきそうですが、その考え方がスコアを崩す大きな要因になっていることに気づけばスコアアップも期待できます。

自分の最近のスコアカードを見て振り返ったときに、ナイスショットでバーディーチャンスについて見事バーディーってありました?

・・・・・・・。

練習熱心で技術向上を目指すことを否定しているわけではなく、戦略としてどうすれば敗者のゲームにならないかという考え方を学んでみてはいかがでしょうか。

前回や今までのラウンドと同じミスをしないだけでもスコアアップが見込めると思いませんか。

本日ご紹介する書籍はこちら。

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「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」

ゴルファーにもプロとアマチュアがいるように、投資家にもプロとアマチュアがいます。

投資もゴルフも、アマチュアがプロに勝つことは非常に難しいとされています。

そして、プロであってもその中で勝ち続けることがいかに難しいかは推して知るべしです。

一度勝てても長期的に勝てるということは、困難の極みと言っても過言ではありません。

では、アマチュアは投資でもゴルフでもどうすれば敗者のゲームにならないのでしょうか。また、敗者のゲームの中で勝つことができるのでしょうか。

もう一度、結論『アマチュアゴルファーミスを減らすという戦略を取るべし』

敗者のゲーム

投資においては、大口の機関投資家が莫大な資金をもって市場・相場に介入していきます。

多くの大口投資家が売ったり買ったりしていることによって、相場が上下するわけですから図式としては、

大口の機関投資家 ≒  市場・相場

になるといっても過言ではありません。

つまり相場を機関投資家が作っている以上、それを上回ることは非常に困難であるといえます。

そして、そうである以上短期的に一度勝てたとしても、長期的に勝つことは叶わない夢かもしれません。

そういった状態を本書では「平均回帰の法則」と表現されています。

長い目で見たときにほとんどが、市場の平均で推移しているということになります。

それを敗者のゲームと呼ぶのです。

誤解してほしくないのは、投資でアマチュアが利益を上げることが難しいといっている訳ではなく、相場の平均以上に勝ち続けることが困難であるということです。

勝者のゲーム

投資においては、勝者のゲームにはなり得ることは難しいですが、ゴルフにおいてはプロの腕前を持ってすれば勝者のゲームになり得ます。

勝者のゲームとは、その人の行動(ハイパフォーマンス)によって結果が決まると表現されています。

プロの試合を見ているとバーディー合戦の伸ばし合いの状態がそれにあたります。

バーディーを取らないと勝てないゲーム、パーではダメ、ミスをしてボギーを打つと優勝戦戦から離脱というゲームです。

つまり優勝する選手の行動により勝敗が決まる状態。

では、アマチュアはどうかというとバーディー合戦にはなりません。

つまりアマチュアゴルフは敗者のゲームなのです。

何度も言いますが、敗者のゲームである以上、結論『アマチュアゴルファーミスを減らすという戦略を取るべし』

テニスや卓球で考えてみるとわかりやすいのですが、プロはラリーになった場合に技術力が高い選手がその技術で相手を圧倒し、それが結果になることが多い。

一方アマチュアの場合、ラリーになるとこちらの技術というよりも、相手選手のミスによってスコアが動くことが多い。

ゴルフにおいても、バーディーでスコアメイクというよりも、ミスを最小限にしてパーやボギーを拾うことがスコアメイクで大切になるということです。

よって、結論『アマチュアゴルファーミスを減らすという戦略を取るべし』

になります。

では、具体的にミスを減らすためにどうすれば良いでしょうか。

自分を知ろう

ミスを避けるといってもどのようなミスが出るかは、人によって違いますし、状況やメンタルや景色など複合的要因があるはずです。

細かい分析はできなくても、こういうシーンになるとこういうミス出るよな、という自分自身のミスを棚卸しするきっかけにしてもらえたら良いです。

前回のラウンドを振り返る

前回でなくとも最近のスコアカードを持ってきて、振り返ってみましょう。

1番ホール体動かなくて、スライス打ってOBだったな

などミスを書き出してみましょう。

できればその時の心境や環境的なところも書き出してみるといいですね。

例えば、アゲンストの風が強かった、前下がりのライだった。左のOBが気になったなど。

緊張した時に出るミスを3つ挙げてみる

次にプレッシャーがかかった時に出るミスはありますか?

⚫︎1メートルのパットで引っ掛けることが多い
⚫︎狭いホールになると振り切れなくてスライスが出る。

など、人によってはたくさんあるかもしれませんが、あまりに多いと混乱しますので次のラウンドで注意した3つを選びましょう。

周りからヒアリング

一緒にまわった人に聞いてみるのもありです。

今日たくさんミスしたんですけど、気になったシーンとかありますか?

と聞けば、

「狭いホールだと手打ちになっているよ。だからボールが曲がるかもしれませんね。」

などミスと合わせてヒントもくれるかもしれません。

マインドマップを作ってみる

マインドマップを利用して弱点の棚卸しをするのも効果的です。

マインドマップについては、こちらの記事で詳しく書いていますので参考にしてください。

合わせて読みたい
マインドマップについての解説をしています マインドマップを描いてみよう
合わせて読みたい
マインドマップについての解説をしています 【頭の整理に最適】マインドマップを書いてみよう

リスク管理でスコアメイクをする

全てのミスのリスク管理は無理だとしても、特に気になる3つのミスだけでもカバーしてみてはどうでしょうか。

それだけでスコアの変化を感じるかもしれません。

原因分析▷対策▷仮説▷検証

このサイクルをうまく回していけば、うまくミスに対して立ち回れます。

そして、それと同時にミスを減らす技術力も上がってきたら自然とスコアも良くなってくるでしょう。

しかし、ゴルフは難しいスポーツで、そうなったとしてもまた新しいミスが出たりするのですが、技術力が上がったが故なので新しいミスを受け入れていきましょう

まとめ

✔️アマチュアのゴルフは敗者のゲームである

✔️敗者のゲームはミスを減らす戦略を取る

✔️自分のミスを知って対策を立てよう

本日ご紹介・参考にした本はこちらです。気になった方は読んでみてください。ゴルフにも投資にも役立てることができる本になっています。

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