今回の参考書籍の案内
上岡正明さんの書かれた著書「投資脳」は、投資=お金だけというわけではなく、その人自身の市場価値を高め、より良い人生を歩むための道標となる考え方です。
お金の要素も含まれてはいますが、成長するための考え方が学べる本となっています。Amazonリンクも貼っておりますので、気になる方はお手にとって読んでみてはいかがでしょうか。
で、今回その投資脳をフル活用してゴルフの上達にどのように活かしていくかを解説していきたいと思います。
私個人的にこの考え方が好きなので、ご紹介しようと思ったのですが、皆さんのゴルフ上達の一助になれば嬉しいです。
目次
学ぶ前のマインドセット
まず、投資脳を学ぶ上でマインドセットをしましょう。この本にも書かれている内容になりますので、是非ここは読み飛ばさず気持ちと考え方を新たにしていきましょう。
・自分の無限の可能性を信じる
・いかに自分ごと化できるかが大切
・起きたことをポジティブにとらえる
投資脳とは
ではまず、投資脳とは何かと言う話です。
投資脳とは、消費脳の対局に位置し資産を消費するのではなく運用し、増やしていくと言う考え方。
その資産とは3つに分けられていて、それらを運用して成果を出します。
3つの資産とは、
1、頭脳資産
2、経験資産
3、金融資産
です。
読んで字の如くですが、学んだこと、経験したこと、蓄えたお金を運用することで、自分自身の価値と金融資産を増やしていきます。イメージしにくい方もいらっしゃるでしょうから、イラストも参考にしてみてください。
著者曰く、日本人は我慢強い特性もあり、協調性もあるのでそれは活かしたい特徴である。加えて欧米人の得意分野として、ルール作りが得意で、自立し、リスクヘッジを考える特性をも自分のものにできれば最強であると。
皆さんの元々のポテンシャルに欧米人の考え方をミックスしちゃいましょうと言うことで、3つの資産をもう少し掘り下げてみます。
頭脳資産の運用
自己投資により労働資産の効率を上げることが大切とあります。つまり、自分の成長のためにお金をかけようという考え方です。
そうすることによって、あなたの市場価値がぐんと上がります。例えば、簿記の勉強するためにオンラインスクールに申し込んだとか、スキルアップにつながる金の使い方をしようというものです。
そうでないお金の使い方は、浪費と言われるものです。耳が痛い・・・。
経験資産の運用
経験資産単体というよりも、頭脳資産が増えてくる(市場価値が高まってくる)と必然的に経験できる内容も変わってきます。
より高い能力でより高いパフォーマンスができるのであれば、活躍するフィールドも変わってくると思いませんか。
ゴルフでいうところの日本ツアーなのか、ヨーロッパツアーなのか、アメリカPGAなのかどのフィールドで戦えるかは、実力次第って皆さんわかりますよね。
金融資産の運用
そして、頭脳資産と経験資産にレバレッジをかけて金融資産そのものを増やすというもの。これもゴルフの例えで、日本ツアーとアメリカPGAでは賞金の額が全く違うといえばお分かりになると思います。
松山英樹はまさに、頭脳資産と経験資産にレバレッジをかけて、金融資産増やしまくってます。
本書では、金融的な部分も含んでいるので、その後金融資産にもっと働かせて、最終的には3つの資産にレバレッジをかけ時間とお金を不利効果で鬼速で増やしていくと書かれています。
投資脳是、非手に入れましょう。
投資脳を持つとゴルフの上達もスピードUP
まさに、ここからが本題ですが、投資脳という考え方はアマチュアゴルファーの上達の手助けにもなります。実際に本書に書かれていることを元に上達するであろう考え方について解説していきます。
ポイントは4つで、①課題に対しての考え方、②望む効果に対する考え方、③問題意識、④目的の大切さ、について触れていきます。
私自身もゴルフ日記を書いたり意識しているポイントに近かったので、アマチュアゴルファーの皆さんにも参考になるポイントだと思います。
①課題に対しての考え方
ある課題に対して、今の自分にとってベターな答えを複数見つけ出す思考法を持つことが大切であると。
皆さんの今のゴルフの課題はなんでしょうか??
その課題に対して、ベリーベストの答えは出せないと思います。というかそれがベリーベストであると判断できないのです。
とすると、ベターな回答をいくつか出してそれを試してみる。仮説検証してみるのが課題解決の近道であると。その回答を複数出せるかが大切なポイントということです。
陥りやすいのが、「答え」を探さずに「課題」ばかりを探している可能性があることのようで、課題見つけるのは楽なのですが、ベターな答えを真剣に考えるのは正直しんどいです。しかも複数。
課題があるのはいいですが、答えも同時に考えることができれば上達すると思いませんか?
②望む効果に対する考え方
望む効果=成果と考えればわかりやすいでしょうか。
皆さんの望む効果は何ですか?
例えば100を切ること、シングルになること、うまい自分を見せつけてマウントを取ること、どんな成果を求めて練習をしていますか。
その望む効果は数式で表すことができ、
望む効果 = 効果性 × 効率性 × 投資リターン
だそうです。
ちょっとよくわからないですよね。
この数式はさておいて、大切なポイントは、どれくらいの時間でそれを手に入れるのかを計算すること。
つまり、いつまでにどうなっているかをイメージすること。そうすることで、自ずと何をすべきかがわかってくるということ。
効果的な練習を効率よく行い、その練習が成長につながることによりどんどん効果が高まっていくというのが、数式の意味であると理解しています。
意味のない練習してませんか?無駄な時間を過ごしていませんか?成長を実感していますか?
そして、これらが満たされたら上達すると思いませんか?
③問題意識
1つの事柄に対して、幾つの気づきを得るかという話です。
仮に1冊の本を読んで、1つの学びを得た人と、同じ本を読んで100の学びを得た人がいたとしたら、何が要因になるでしょうか。
それは、問題意識だと著者は言います。日頃から問題意識がある人はその問題の解決に向けてアンテナを張っているので気づきも多いと言います。
例えば、ショートパットに悩んでいて、何気なしに雑誌を読んでいると「ショートパットの課題解決!」みたいな記事が目に飛び込んできて、なんてタイミングだ!と思ったことないですか?
それは、たまたまではなくて頭の片隅に問題意識があるので、その問題解決につながる記事に目が行ったとも言えるのです。
常に問題意識がたくさんあって、その分気づきが多いとしたら、上達スピード上がると思いませんか?
④目的の大切さ
最後に目的の大切さって言われても、そんなことわかってるわって話ですが少しお付き合いください。
目的を持たないことで起きる機会ロスを金額に直すといくらだと思いますか?
答えは、1億円らしいです。
つまり、目的なく過ごしているとどんどんどんどんどんどんどんどんチャンスを逃すということです。怖すぎます。
そして、目的をただ持つだけではいけません。
ポイントは4つ
1、目的を明確にする
2、目的を決めたら即行動
3、行動しながら投資視点で課題を見つける
4、失敗しながら課題の改善をくりかえす
今、皆さんがこれを実行したとしましょう。
上達すると思いませんか??
ということで、上達すること間違いなしのこの案件は明日からでなく、今から実行しましょう。
投資脳はゴルフだけでなく人生において大切な考え方
今回は「投資脳×ゴルフ」という切り口で本書をご紹介させていただきましたが、投資脳という考え方は人生を豊かにしてくれるのではないかと思ったわけです。
特に私自身が刺さったポイントを紹介しましたが、本書にはまだまだ大切なポイントが載っていますので、ぜひ興味がある方はお手に取っていただければと思います。
私がこの本を読んでまずしたこと
「人生の戦略設計図を書く」
です。
大袈裟なことでもなく、本当に地に足をつけた人生を歩むための設計図を書きました。むしろ設計図を書いて地に足がつきました。
明日から、いいや今日から、いいや今からすることなんですか?と聞かれた時に何をするかがわかってるってめっちゃ強みだなって思います。
何をするにも今からですよね。
本日ご紹介した本はこちら
上達してきたら、ハンディキャップも気にしたりして・・・。
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