以前ゴルフ場の予約の仕方という記事を書かせていただきましたが、実際Google Earthの使用方法について解説していきます。
これも先日の記事ですが、「Decade golf」という理論があるのですが、その中でもGloogle Earthを使った予習はプロでもしているということで、アマチュアでもできるプロが行なっている準備方法を一緒に見ていきましょう。
目次
Google Earthって?
Google Earthは、地球上の様々な場所を高解像度の衛星画像や地図データで表示することができるWebマッピングサービスです。その名前の通り、地球全体を仮想的に探索することができます。
ナスカの地上絵やピラミッド、もちろんゴルフ場も見ることができます。
Google Earthでは、世界中の都市や観光地、自然の風景など、さまざまな場所の詳細な衛星画像や地図情報を閲覧することができます。また、3Dビュー機能を使えば、建物や地形をリアルな立体的なイメージで見ることもできます。
このサービスは、世界地図の検索や航空写真の閲覧、ルート検索など、多くの便利な機能も備えています。旅行の計画や地理の勉強、興味のある場所の調査などに役立てることができます。
Google Earthは無料で利用することができますし、PCやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスでアクセスすることが可能なアプリということで、使用するしかないです。
ゴルフ場を検索してみる
Google Earthはどこに居ても、どこにでも行けます。この場合ですと、横浜にいても兵庫県にある「武庫の台ゴルフコース」を検索してゴルフ場の予習・擬似ラウンドができます。
計測の手順
ゴルフ場が検索できれば、実際のコースにフォーカスしてみます。
武庫の台ゴルフクラブI Nの10番を使って実際に確認してみましょう。
確認するポイントは下記の4点。
細かいチェックは他にもありますが、18ホール分析しなければならないので、まずは大まかに4点押さえましょう。18ホール終えた時点で気になるホールをさらに掘り下げる方法が効果的です。
⒈コース全体の形状を見る
このホールは左ドッグレッグのミドルホールです。ブフバックからだと433ヤードのパー4になります。
実際にはティーショット打ち下ろしからの、セカンドは軽い打ち上げになっていますが、上空からの写真だけでは判断できません。3Dモードもありますが、高低差まではわからないです。
全体的な形状を把握しておきましょう。
⒉ティーマークの位置
ティーマークの位置は基本フルバックでいいと思います。
中途半端に途中のティーマークを設定すると、足し算と引き算両方発生するので、一番後ろにしておけば引き算だけで済むので、計算が楽です。
⒊目印になりそうな目標物
ここではフェアウェイセンターの「木」が目印になります。ティーマークからその木の距離を計測することで、そこからプラスマイナスでどこに打てばベターかという計算が成り立ちます。
木の他にはフェアウェイバンカーやドッグレッグの角、山裾なども目標として活用できます。
ゴルフ場によっては、山の向こうにある鉄柱や建物なども目印になりえますが、Google earthだけではわからないので、まずはコース内の目印を探しましょう。
⒋グリーン周りの条件
グリーンの形状までは把握できないまでも、この場合だとガードバンカーやグリーン左が浅そうだなとか情報収集が可能になります。
グリーンの形そのものも特徴出来であれば注意です。
グリーンが斜めに設定されていたら、グリーンエッジの距離も変わってきたりもします。上から見ることでのメリットを活かすといいでしょう。
それでは実際に10番ホールと11番ホールで戦略を立ててみましょう。
ケース1(10番ホール)
大まかな情報は先述させていただきましたが、10番は433ヤードパー4、左ドッグレッグでティーショットは打ち下ろし、2打目以降は軽い打ち上げになっています。
打ち下ろしているとはいえ433ヤードアマチュアにとってなかなか手強い距離です。
計測してみる
では実際にコースの戦略を立てる上で距離の計測をしてみましょう。
手順は以下の通りですが、初めての人のために解説します。
1.メジャーのアイコンをクリックします。
2.単位をヤードに変更します
3.測りたいポイントに合わせます。ここではフルバックのティーに合わせます。
4.そこから、まずは目印にしている「木」までの距離を測ってみましょう。
ティーから木までの距離は「186ヤード」であることがわかりました。
さらに、木の先どれぐらいまで打つことが可能かを測ります。
きの上を狙って打った場合267ヤードまで打つことができます。それ以上打つと突き抜けてしまい、最悪OBになることも想定されます。
木より右ならさらにOBまでの距離が短くなってしまうことがわかります。ですので、ドライバーを持つなら木よりも左サイドを狙うと良いことがわかります。
仮に木の上を狙って267ヤードをティーショットで打った場合、グリンセンターまでは何ヤード残るのかを測定してみました。
166ヤード+やや打ち上げ分が残ることがわかります。
また、グリーの左が浅く、右に外すとバンカーがあることも確認できました。
それを元に攻め方を考えてみましょう。
戦略を立ててみる
ティーショット
まずは、ティーショットですが、フルバックからだと木の左サイド狙いで250ヤード打っていきます。
ティーが前に出ると、ドライバーで木の上狙いだと、突き抜けるリスクと右のOBリスクが高いので、私なら3Uで木の上〜左サイド方向に打ちます。
ドライバーを持つならフック系の球で木の左から回してきます。
セカンド以降
フルバックの場合250ヤード打っても、打ち上げで160〜70ヤードほど残るので、ピン位置関係なく花道のセンター狙いになります。
Google Earthではわからないことなのですが、セカンド地点のライの情報として、傾斜右から左にあリます。
フェアウェイの場合ほぼつま先上がりのライになることと、長めのクラブでしっかり打つことを考えると左引っ掛けのミスが出やすいため目標をやや右にとって、花道方向に打つことができればベストだと考えます。
ライに関しては、ラウンド当日にしかわからない条件になるのですが、他のことを事前に知っておくことで考えに余裕が生まれます。
擬似体験をすることで、対策も考えることができますのでgoogle Earhの活用を一度お試しください。
インドアゴルフ練習場でもラウンドして、事前準備できますね。
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